top of page
前田悠太郎さんの本棚
小倉昌男 経営学
小倉昌男『小倉昌男 経営学』日経BP社1999年
これは今や僕たちが日々の生活の中で、当たり前のものとして利用している、「クロネコヤマトの宅急便」についての本です。宅急便がどうして産み出され、どういった過程を経て、ビジネスとして成長していったのか。それらが宅急便の産みの親である、ヤマト運輸の2代目社長等を務めた小倉昌男氏によって語られています。
この本との出会いは大学時代の講義でした。僕は経営学部だったのですが、いくつかの講義の中でクロネコヤマトの事例が紹介されていました。その話を聴くなかで興味を持ち、講義のなかでおすすめされていたこの本を手にしました。
この本を読んで一番印象に残っているのは、宅急便というのは当時の常識をくつがえしたものだったと思ったことです。「個人向けの配送なんて儲からない」という当時の常識を、小倉昌男氏(とヤマト運輸の従業員の人々)は試行錯誤の末に宅急便というサービスでくつがえしました。
その詳細を知ることができるのがこの本です。興味を持たれた方は是非お読みください。
これは今や僕たちが日々の生活の中で、当たり前のものとして利用している、「クロネコヤマトの宅急便」についての本です。宅急便がどうして産み出され、どういった過程を経て、ビジネスとして成長していったのか。それらが宅急便の産みの親である、ヤマト運輸の2代目社長等を務めた小倉昌男氏によって語られています。
この本との出会いは大学時代の講義でした。僕は経営学部だったのですが、いくつかの講義の中でクロネコヤマトの事例が紹介されていました。その話を聴くなかで興味を持ち、講義のなかでおすすめされていたこの本を手にしました。
この本を読んで一番印象に残っているのは、宅急便というのは当時の常識をくつがえしたものだったと思ったことです。「個人向けの配送なんて儲からない」という当時の常識を、小倉昌男氏(とヤマト運輸の従業員の人々)は試行錯誤の末に宅急便というサービスでくつがえしました。
その詳細を知ることができるのがこの本です。興味を持たれた方は是非お読みください。
3月のライオン
羽海野チカ『3月のライオン』白泉社2008年
主人公は史上5人目で中学生プロとなった、17歳の将棋棋士、桐山零。彼は幼い頃に家族を事故ですべて失い、孤独のなかで日々を生きていました。そんな彼がある3姉妹と出会い交流していくなかで、様々な経験や変化をして、成長していくお話です。
時にはコメディタッチに明るく、時には棋士同士の対局で熱く、また時には人間関係などでシリアスに物語は進んでいきます。
このマンガは僕が特に大切にしている作品です。僕自身がこのマンガに出会い読んでいくなかで、当時悩んでいたことや不安が解消され、勇気づけられたことをよく覚えています。そのため思い入れはとても強いです。
主人公が成長していく姿、3姉妹の優しさ、プロの棋士たちのカッコいい生き様など、おすすめポイントはたくさんある作品です。
主人公は史上5人目で中学生プロとなった、17歳の将棋棋士、桐山零。彼は幼い頃に家族を事故ですべて失い、孤独のなかで日々を生きていました。そんな彼がある3姉妹と出会い交流していくなかで、様々な経験や変化をして、成長していくお話です。
時にはコメディタッチに明るく、時には棋士同士の対局で熱く、また時には人間関係などでシリアスに物語は進んでいきます。
このマンガは僕が特に大切にしている作品です。僕自身がこのマンガに出会い読んでいくなかで、当時悩んでいたことや不安が解消され、勇気づけられたことをよく覚えています。そのため思い入れはとても強いです。
主人公が成長していく姿、3姉妹の優しさ、プロの棋士たちのカッコいい生き様など、おすすめポイントはたくさんある作品です。
僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう
山中伸弥,羽生善治,是枝裕和,山極壽一,永田和宏『僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう』文春新書2017年
この本は、京都産業大学創立50周年を記念して企画された、「マイ・チャレンジ 一歩踏み出せば、何かが始まる!」という講演・対談会の記録です。この本はその前編にあたり、後編を収録したもう一冊と1セットになっています。
企画者である京都産業大学の永田和宏教授と、つながりのある様々な人たち8名をゲストに招き、これまでの人生を振り返ったり経験したことを語ってもらうという内容です。この企画の意図は「あんな偉大な人でも自分と同じように悩み、不安を感じ失敗をしてきたんだ、自分と同じなんだ」と若い人たちに思ってもらうこと。そして一歩を踏み出し可能性を広げて欲しい、ということだったそうです。
ゲストにはiPS細胞で有名な山中伸弥教授や将棋棋士の羽生善治さん、映画監督の是枝裕和さんなど幅広い分野の方々が来られています。
僕はこの講演会に何度か足を運び実際にお話を聴くことが出来ました。お話を直に聴いて心に残った言葉がそれぞれにあり、参加して良かったと思いました。この本が出版されると知り、聴くことのできなかったゲストの方の内容も知りたいと思ってこの本を買いました。
この本は、京都産業大学創立50周年を記念して企画された、「マイ・チャレンジ 一歩踏み出せば、何かが始まる!」という講演・対談会の記録です。この本はその前編にあたり、後編を収録したもう一冊と1セットになっています。
企画者である京都産業大学の永田和宏教授と、つながりのある様々な人たち8名をゲストに招き、これまでの人生を振り返ったり経験したことを語ってもらうという内容です。この企画の意図は「あんな偉大な人でも自分と同じように悩み、不安を感じ失敗をしてきたんだ、自分と同じなんだ」と若い人たちに思ってもらうこと。そして一歩を踏み出し可能性を広げて欲しい、ということだったそうです。
ゲストにはiPS細胞で有名な山中伸弥教授や将棋棋士の羽生善治さん、映画監督の是枝裕和さんなど幅広い分野の方々が来られています。
僕はこの講演会に何度か足を運び実際にお話を聴くことが出来ました。お話を直に聴いて心に残った言葉がそれぞれにあり、参加して良かったと思いました。この本が出版されると知り、聴くことのできなかったゲストの方の内容も知りたいと思ってこの本を買いました。
bottom of page